データ入力代行（データエントリー）入力作業代行サービス 株式会社イーアールエー

同一労働同一賃金とは、派遣社員やパート従業員など正社員以外の非正規労働者を守るためのきまりです。非正規労働者の中には、仕事ができるようになってくれば正社員と同じ仕事をする人がいます。しかし、今までは全く同じ仕事をしていても、正社員と非正規労働者はそれぞれの待遇で報酬が支払われていました。非正規労働者は正社員よりも待遇がよくない傾向があり、非正規労働者は不公平感をつのらせていたのです。 非正規労働者は、同一労働同一賃金になることによって能力や経験次第では正社員と同じ仕事をするようになり、報酬や待遇も正社員と同等になることに期待を持てるようになりました。 同一労働同一賃金できめられたことは、仕事内容や賃金だけではありません。非正規労働者が、待遇の差や内容について疑問をもったときには会社に対して説明を求めることができます。会社や事業主は説明を求められたら、非正規労働者に対して説明をする義務があるのです。 同一労働同一賃金には、いくつかのデメリットもあります。一番は人件費の高騰です。正社員と同じ仕事をするようになれば、正社員と同等の賃金を支払う必要があり、人件費は高騰します。また、会社によっては人件費を高騰させないために正社員の待遇を見直すところもあるのです。これらのデメリットを少なくするためにも、今までの仕事の分け方を見直す企業が増えています。

従業員の能力に応じた仕事を与えることが「人を上手につかうポイント」です。まさに適材適所は会社にとっても従業員にとってもいい効果が期待できます。在宅勤務やペーパーレスがさけばれている現在は、データ入力業務は増すばかりです。正社員は会議や出張が多いからと、作業的な仕事は非正規労働者に回しがちです。データ入力は、簡単なようで集中力とまじめさが必要な仕事です。士気がさがってしまい「転職を考え始めてしまった人」や「やる気をなくしてしまった人」にデータ入力を依頼することは、間違いや資料の紛失のリスクがでてきてしまうかもしれません。 実は、データ入力のような作業的な仕事は外注に出すこともできます。「外注」ときけば費用が気になるかもしれません。しかし、非正規労働者にも報酬は発生しています。向上心とやる気のある非正規労働者には、スキルや能力に応じた仕事をやってもらい、データ入力のように外注に出せる仕事は外注に出したほうが費用対効果は高いのではないでしょうか。データ入力を請け負う業者には、入力業務代行業者があります。入力業務代行業者は、クライアントから資料を受け取り、依頼通りのデータを納品します。正確なデータが納品されることはもちろんですが、納期が短い急ぎの案件でも柔軟に対応します。納品データのかたちは、希望があれば希望通りに作成されますが、入力代行業者の長年の経験と知識から、よりよい「データのかたち」を提案することも可能です。社内だけでは不可能だったデータの作成や効率化が実現できることも入力業務代行業者に外注する大きなメリットでしょう。 正社員も非正規労働者も会社にとっては大切な人材です。 外注は、同一労働同一賃金が従業員にとっても会社にとってもプラスになるための手段のひとつです。同一労働同一賃金と外注をセットで考えることで、従業員も会社も満足できる職場環境を実現できるのではないでしょうか。

同一労働同一賃金によって、向上心が高い派遣社員やパート従業員は「頑張り次第では正社員と同等の報酬や待遇が望める」と思ったでしょう。しかし、会社によっては正社員と非正規労働の仕事内容を分けてしまい、報酬や待遇を上げないところもあるようです。例えば、入力業務は速さと正確さが求められるけれど、手間と時間がかかる作業です。入力業務のような手間と時間がかかる作業を非正規労働者に任せ、正社員はその他の業務を受けることで同一労働同一賃金にしません。データ入力は、速さと正確さが求められます。非正規労働者の中には、入力に長けた人も多く、ついその人に任せきりになるものです。そんなことが続けば、向上心とやる気のある非正規労働者は、最初のうちは頑張っていても、徐々にキャリアアップをあきらめてしまい、士気がさがってしまいます。入力業務のスキルは、本人にとっては数あるスキルのひとつであり、もっとほかの仕事をするチャンスを欲しがっているかもしれません。スキルの高い非正規労働者が見切りをつけて転職してしまってはもったいない話です。 向上心とやる気のある人は、探してみつかるものではありません。大切な人材を手放さないためにも、本人の希望や期待にこたえることは大切なことではないでしょうか。