データ入力代行（データエントリー）入力作業代行サービス 株式会社イーアールエー

データ入力をアウトソーシングする場合、データ入力専門の代行業者に依頼するか、クラウドソーシングを利用して不特定多数の中から予算に合う人に依頼するか迷います。 今回は、それぞれのメリットとデメリットを紹介し、依頼先を選ぶときのヒントをお話しします。

データ入力を代行業者にアウトソーシングする最大のメリットは、納品されるデータの正確性と納期厳守であることです。 代行業者には多くのオペレーターが在籍し、案件に応じた人材と人数を確保することができます。そのため、短納期であっても受注可能であることが多いのです。また、納品するデータはただ単に入力をするだけでなく「正しく入力ができているか」の確認作業までが一連の流れになっています。代行業者にとってデータの正確性は信頼に直結する大切なことです。 代行業者は、受注する前にクライアントと十分な打ち合わせを行います。打ち合わせの目的は、お互いの認識が食い違うことがないようにすることと、最善の納品データを作成するためです。単にデジタル化するだけでなく、データ入力のプロだからこそ作成できる「使いやすいデータ」を手に入れられることもメリットのひとつです。

データ入力を代行業者にアウトソーシングするデメリットは、クラウドソーシングと比べるとコストが高いことでしょう。また、事前に打ち合わせが必要になることが多いため「即日納品希望」には対応できない傾向があります。

データ入力をクラウドソーシングでアウトソーシングするメリットは、安く気軽に依頼できることです。ほとんどのクラウドソーシングサービスでは、データ入力のカテゴリーがあり、多くの人たちが登録をしています。予算や納期だけでなく、提供方法も選ぶことができます。即日対応ができることも多く、急ぎの案件やとにかく安く済ませたいときにはクラウドソーシングは心強い味方になるでしょう。

データ入力をクラウドソーシングでアウトソーシングするデメリットは、情報流出や正確性に不安があることです。クラウドソーシングは、気軽に利用できる反面、作業する人の顔をみることなく納品を迎えます。納品されてみたら「思っていたデータとは違うものだった」「入力間違いが多かった」という可能性もあります。もちろん、納得できない納品物だったときには相手と交渉することはできます。しかし、多くのクラウドソーシングでは、納品物に対するトラブルは判断が難しいため、当事者同士での解決が求められます。そのため、納得できないまま代金を支払い、新たな依頼先を探しなおすこともあるようです。また、相手の顔が見えないこともあり、情報管理や秘密保持の徹底については不安が残ることもあります。

代行業者とクラウドソーシングには、それぞれメリットとデメリットがあります。上手に使い分けるコツは「コストと時間をかけても正確なデータが欲しい」「情報漏洩は避けたい」ならば代行業者を選ぶことです。そして、コストと時間を抑えたいならば、クラウドソーシングの登録者の中から信頼できる実績をもっている人を選ぶことです。依頼者からの信頼がある人は、必ずリピーターを獲得しています。評価欄をよく確認し、リピーターが多く、気になるコメントがない人を選ぶようにしましょう。

データ入力をアウトソーシングするメリットはたくさんあります。しかし、アウトソーシングする先を間違えてしまうと、正確なデータが手に入らないだけでなく、情報流出のリスクもあります。アウトソーシングするときには費用対効果を考えることが大切なポイントです。