データ入力代行（データエントリー）入力作業代行サービス 株式会社イーアールエー

「この業務は従業員の負担になっている」「人手が足りない」と思ったとき「業務をアウトソーシングするか」それとも「人材派遣を利用するか」迷うことがあるのではないでしょうか。 今回は、アウトソーシングと人材派遣のどっちを選ぶべきかをシチュエーション別にお話しします。

企業にとって急な欠員は困ります。しかし、急な入院や想定外の事情によって突然休職したり退職したりすることはよくあることです。そんなとき、新しい人を採用するまでの間や復帰するまでの数か月という短期間だけ人手が欲しくなります。短期間の人員補充は、アウトソーシングよりも人材派遣の方が適しています。なぜならば、アウトソーシングは業務を請け負うまでに準備期間が必要だからです。アウトソーシングは、業務のやり方を習いながら遂行するというのではなく、事前に業務内容とルールの打ち合わせを行います。担当者が業務について理解したうえで持ち帰り、遂行するオペレーターを選ぶのです。「社員が復帰するまでの１か月だけ」という場合は、準備期間だけで終わってしまうかもしれません。 一方の人材派遣は、人を派遣し随時指示を受けながら業務を遂行します。オペレーターに企業が直接指示をするため準備期間が必要ないのです。

大量のデータ入力やインターネットからの情報検索など大量の作業を限られた期間内にこなすならばアウトソーシングが適しています。アウトソーシングは、ルールと納品形態さえ決まればスピード感をもって業務を遂行することができます。なぜならば、アウトソーシングは、企業との窓口は担当者１人ですが、その後ろには多くのオペレーターが控えているからです。アウトソーシングを請け負うアウトソーサーは、多くの企業からさまざまな依頼を受けた経験をもっています。限られた期間内でも、蓄積した経験とマンパワーを集結してスピーディに業務をこなすことができます。

「１人退職するため代わりの人がほしい」という場合は人材派遣が適しています。アウトソーシングは、１人分の業務を請け負うのではなく１業務を請け負います。そのため「Aさんが退職するから、Aさんが行っていたすべての業務を請け負う」ということは難しいのです。 さらに人材派遣とアウトソーシングとでは対価の支払い方が違います。人材派遣は派遣された人の労働に対価が発生します。一方のアウトソーシングは、業務の遂行や成果物に対価が発生するのです。つまり、効率的な視点やコストから選ぶと仕事単位で依頼するならばアウトソーシング、人単位で依頼するなら人材派遣となります。

短期や随時発生する業務の依頼は人材派遣が適しています。一方、短期で終了する業務ではないけれど通年業務でもないものもあります。例えば、毎年１回や毎月月末だけというように定期的に発生する業務です。これらの業務は、わざわざ専門の人員をつける必要はないけれど、その時期になると従業員の負担が大きくなる業務です。そのような頻度は少なくても定期的に発生する業務はアウトソーシングが適しています。アウトソーシングは、はじめに準備期間が必要ですが、一度ルールを決めてしまえばその後は依頼するだけでスムーズに進めることができます。人材派遣の場合は、今年と来年で同じ人が派遣されてくるとは限りません。人が変わればあらためて指導する手間がかかります。アウトソーシングならば、たとえオペレーターが入れ替わっていたとしても指導は業者の担当者が行うため、企業に負担がかかることはありません。 アウトソーシングと人材派遣は、とても似ているようにみえますが大きな違いがたくさんあります。アウトソーシングは、人手は欲しいけれどスペースや器材に予備がないときでも気軽に利用できるサービスです。